ICカードセパレータについて書こうと思う

はじめに

関西において鉄道系ICカードといえばICOCAもしくはPiTaPaの2択。(だと思う)

 

問題点

1枚のICカードに登録できる定期(もしくはそれに準ずるもの)には上限と区間の制限がある

可1:ICOCAにJRと近鉄の定期

可2:ICOCA近鉄と京阪の定期

可3:PiTaPa近鉄の定期と京阪の区間指定

(区間指定:6ヶ月定期÷6の金額で1ヶ月乗り放題、金額を超えなければそのまま請求)

→JR=α、近鉄=β、京阪=γとするとα+β=可、α+γ=可、β+γ=可、しかしα+β+γ=不可となる。

 

不可1:PiTaPaにJRの定期

不可2:ICOCAにJRと近鉄と京阪の定期

→これにより、一部の関西人はICOCAPiTaPaの2枚持ちを強いられる。

 

解決策1

折り畳み式の定期入れに入れておき、使う度に開く

→折り曲げ部分が弱くなる

 

解決策2

ICカードセパレータを使う

→せいかい

コクヨ パスケース 交通系ICカードセパレーター 両面パスタイプ ナフ-W1

コクヨ パスケース 交通系ICカードセパレーター 両面パスタイプ ナフ-W1

 

完璧な正解ではないけどもなんとなく分かってきたことを以下書いておく。

 

利用結果

改札

JR:おおむねOK、置くチャージ機は不明。

→京都駅、大阪駅で確認。

近鉄:問題なし。

→京都駅、竹田駅で確認。

京都市営地下鉄:問題なし。

→京都駅、竹田駅で確認。

 

大阪メトロ:問題なし。

→梅田駅で確認。

大阪シティバス:3~4回乗車して1度だけ読み取りエラーになるも再タッチで問題なし。

→青いやつで確認。

 

京阪:一部問題あり。うまく行くときと行かないときがある。

丹波橋駅(朝)と樟葉駅はほぼ問題なし。

→夕方の丹波橋駅が鬼門。

症状としては無反応、エラーのどちらか。

解決策は少し(指一本分)浮かせて読み取り部分の中央少し下へタッチするイメージ。

あとはIC専用改札機の方が成功率は高い。

時間帯・駅・改札機によって読み取り精度を変えているようなので当てにならないかもしれない。

 

京阪バス:一部問題あり。これもうまく行かないときがある。

→よく走ってる赤帯のタイプで確認。

どうしようもないときがごく稀にあるので出してタッチする。

コツは不明だけど浮かしぎみが吉?

 

物販(SF利用含む)

ファミマのセルフレジ(PiTaPa):問題なし

近鉄京都駅のファミマで確認。

京都駅前など非セルフの店舗でも問題なし。

 

楽天電子マネー端末(ICOCA):問題なし

樟葉駅のおおきにコーヒーで確認。

楽天の他にAirPayなんかも見た目同じ端末なのでいけるのではないか。(未確認)

 

JRの自販機(ICOCA):一部問題あり。

→地元駅のcuricoにてまったく反応しないのを確認。

定期入れを開いて当てると反応する。

PiTaPaとセパレータを抜くと反応するので定期入れに問題があるわけではなさそう。

諦めて開くしかなさそう。

 

13.56MHz帯の波長となんかあるのかね。

PiTaPaでJR定期かICOCAで3社連絡定期が作れるようになれば解決するのでぜひ頑張ってもらいたい。